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無痛分娩:無痛分娩に関する説明・方法(3)

無痛分娩に関する標準的な説明と、当院での無痛分娩の標準的な方法

③入院後、無痛分娩までの流れ

朝、入院後赤ちゃんの心音を確認し、産科医の診察のあと、子宮口の状態に応じて、ゆっくり子宮口を拡張させる人工物(吸湿性頸管拡張材)や、水風船(メトロイリンテル)を入れて子宮口を広げる処置(前処置)を行うことがあります。
前処置は痛みを伴うことがありますが、お産がスムーズに進行するために行います。
当日の朝から腕に点滴をとり、子宮収縮剤(プロスタグランジン、オキシトシン)をゆっくり投与します。
ごく少量からはじめ、赤ちゃんや子宮の状態をみながら必要最低限の量をいれます。
もしくは内服する子宮収縮剤(プロスタグランジン)を1時間ごとに飲みます。子宮口の状態に応じて薬剤の種類が決められます。
子宮収縮剤をはじめると、徐々に陣痛を感じるようになります。

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