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こんな異常を感じたら

複数の医師があなたの健康をサポート

当院には常勤、非常勤を含め6名の産婦人科医が皆さんの健康維持をサポートいたします。特に婦人科がん、超音波検査、漢方などを専門とする複数の医師により信頼される「かかりつけ医」となれる体制をとっております。


女性に多く見られる症状

下記の症状は、あくまで参考・目安としてお考えください。不安を抱えたまま生活することは、心身の健康によくありません。
身体に不調をおぼえる方は、すみやかに受診し、医師の診断をあおぎましょう。

外陰炎 外陰部のはれ、ほてり、痛み、強いかゆみがある。ひどい場合は外陰から肛門にまで炎症が広がっている。
月経困難症 月経開始直前から、強い下腹部痛や腰痛、下腹部の膨満感などがある。吐き気、嘔吐、頭痛、めまい、立ちくらみなどの症状を伴うこともある。
更年期障害 のぼせや熱感、冷え、動悸、頭痛、めまい、耳鳴り、不眠、憂うつ感、イライラ、手足のしびれ、知覚過敏、むずむずと虫ずが走るような感じ、かゆみ、肩こり、腰痛、関節痛、筋肉痛、発汗、口が渇く、唾液がたくさん出る、皮フが乾く、食欲不振、便秘、下痢、吐き気、腹部膨満感。このような症状が複数現れる。
特発性浮腫 足のむくみ、肩こり、疲労感、検査データなどには異常がない。
レイノー病 月経時の出血量が非常に多い、貧血、動悸、息切れ、めまい、疲れやすい、月経時の強い痛み、頭痛や腰痛、便秘、頻尿、おりものの増加、不正出血。以上のような症状のほか、なんとなく腰が重い、おなかが張る、足がひきつるような感じがするなどの症状が複数現れる。
子宮筋腫 性交の後の出血、生理ではないのにおりものに血が混じる。排尿困難、骨盤付近の痛み。
子宮がん 大量のおりもの(ときに膿が混じる)、性交後などに出血がある。性交痛や腰痛が起こることもある。
子宮頚管炎 下腹部の不快感や痛み、腰痛。血の混じったおりものや膿のようなおりものが増えた。月経の出血が減少したり、不正出血がある。発熱を伴うこともある。
子宮内膜症 強い月経痛、下腹部痛、腰痛、性交のときの強い痛み、便通のときに痛みがある。頻尿や血尿が現れることもある。
乳腺炎 乳房に軽い痛みがある。ひどくなると、発熱して乳腺が硬くなり、痛む。
乳腺線維腺腫 乳房に球形か卵形の、硬く、表面がツルツルとした1〜2cmのしこりができている。
慢性乳腺症 片方の乳房または両方の乳房に、一個あるいは数個、強くつまむと痛むしこりができている。特に月経前に大きくなる。乳房がはれ、乳房から分泌物が出ている。
卵管炎 急な高熱、下腹部の激しい痛み、おりものの増量、不正出血、吐き気、嘔吐、冷や汗が出る。
卵巣嚢腫 おなかが張る、腹痛、便秘、頻尿、残尿感、強い月経痛、下腹部の激しい痛みや嘔吐。
卵巣がん 下腹部にしこりを感じる。下腹部の圧迫感。尿が近くなる。腹水のために腹部が大きく張る。胸水がたまって息切れする。
トリコモナス腟炎 外陰部のかゆみ、黄色い膿のような、あるいは泡立ったような悪臭のあるおりもの、外陰部のただれ、排尿痛。
カンジダ腟炎 カッテージチーズのような白いおりもの。外陰部の強いかゆみがある。
卵巣茎捻転 突然起こる、激しい下腹部の痛み。
クラミジア感染症 下腹部の痛み、とくに、性交時に痛む。うみのまざった、黄色または淡黄色のおりものが多量にみられる。

健康で安心できる毎日のために、
2年に1回は検診を受けましょう。

あなたがあなたらしく、いつまでも元気でいられるために「定期検診」はとても重要です。
身体の変化や病気の信号を見逃さず、あなたのベストな体調を維持するためにも、できれば年に1回、少なくとも2年に1回は検診を受けましょう。

年代ごとの体の変化

10代 月経異常、ホルモンの異常があれば診察を。性交経験があれば、 STD(性感染症)の検査も受けておくと安心。
20歳を過ぎたら 子宮内膜症(月経困難症)に注意。子宮頚部がん検診を受けるようにしましょう。
30歳を過ぎたら 子宮筋腫(過多月経)に注意。子宮頚部がん検診、乳がん検診を受けるようにしましょう。
40歳を過ぎたら 子宮体部がん検診も合わせて受けるようにしましょう。ほてりや発汗、いらいらなどの更年期症状があらわれたら受診を。高脂血症にも注意することと、骨粗鬆症の早期発見のために骨密度検査。
よくあるご質問