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がん検診について

公費「子宮頸がん検診」の受診について

当院では、県下全市町村の公費負担で受けられる「子宮頸がん検診」の受診が可能です。
市によって受診対象や一部負担金などが異なりますので、各市町村の広報等でご確認ください。
平成19年度より、子宮頸がん検診は2年に1回となりました。

    公費「子宮がん検診」は予約制ではございません。
    事前の電話問い合わせも不要ですので、診療時間内にご来院ください。


【注意】不正性器出血など自覚症状がある場合には、検診対象年度を待たず医療機関にて受診ください。


子宮頸がん

子宮がんには、腟に近い頸部にできる「子宮頸がん」と、奥の方の体部にできる「子宮体がん」があります。日本では、発症する子宮がん全体の6~7割が子宮頸がんといわれています。
子宮頸がんは、早期に発見すれば、完治する可能性の非常に高いがんです。
初期であれば、子宮を摘出しないですみ、妊娠の可能性を残した治療法が可能です。
頸がんの多くが“ヒトパピローマウィルス(HPV)”の感染によって起こると考えられています。HPVは、性交渉により誰にでも感染する可能性のあるウィルスで、尖圭コンジローマという性病の原因にもなります。
今、20代から30代の若い女性の子宮頸がんが急増しております。
他の臓器のがんとちがって、比較的若い40代50代に発症のピークがあるといわれています。


20代から子宮頸がん検診を

「何歳になったら子宮頸がん検診をうけたら良いのでしょうか?」という質問をよく受けますが、当院では、20歳からの検診を勧めています。
特に性交渉の経験のある方は定期的な子宮頸がん検診が必要です。
性体験のない方でも、子宮がん検診を受けた時に卵巣嚢腫などの婦人科疾患が見つかる場合もあります。
また、子宮がんの好発年齢とされる40~50代の母親と、20代の娘さんと一緒に検診を受けるのは理想的です。
女性同士が自分の身体について話し合える場を持つことは、がんの早期発見や早期治療に繋がる素晴らしい環境といえるでしょう。


子宮頸がん検診の内容

問 診 妊娠および分娩歴、月経の状況、不正(性器)出血などの症状の有無、過去の検診の受診状況などについてお尋ねします。
視 診 腟鏡(ちつきょう)という器具を挿入し、子宮頸部の状況を直接観察します。
内 診 内診は、片方の指を入れ、もう片方の手でお腹を押さえて子宮、卵巣、子宮付近を触診します。子宮の大きさや、卵巣の腫瘍(しゅよう)の有無、押さえることによる痛みがどこにあるかなどを診ます。同時に超音波検査も行います。
細胞診 子宮頸部の細胞をブラシなどでこすり取り、ガラス板に塗って染色したものを顕微鏡で調べます。肉眼では分からない初期の病変を発見することができます。痛みもほとんどなく、頸部がん検診では、広く行われている検査です。
検診の費用
について
検診は自費です。但し内容によっては、保険扱いとなることもございます。また、公費での子宮頸がん検診の場合、一部負担金がかかる市町村もあります。
内容によって異なりますので、会計の際にご説明いたします。

子宮体がん

「子宮体がん」とは、子宮体部の内腔を覆っている子宮内膜(子宮の奥の方)から発生するがんです。
生理が順調できちんと排卵する方の場合、卵胞ホルモンにより厚くなった子宮内膜は、排卵後約2週間できれいに剥がれ落ちて薄くなります。このような定期的に生え変わる内膜の状態であれば、正常細胞と違う異型細胞ができても剥がれ落ちてリセットされるので、子宮体がんにはなりにくい状態といえます。
これに対して、排卵しにくい方の場合、厚くなった内膜が剥がれにくいため、異型細胞ができると長い間その場にとどまって、子宮体がんに進行する恐れのある「子宮内膜増殖症」が起こりやすくなります。


40代からは子宮体がんの検査

更年期には、卵巣の働きが不調になり、厚くなった内膜が剥がれにくい状態になります。つまり、子宮体がんになりやすい状況になってしまう恐れがあります。「生理がしばらくこないと思ったらダラダラ不正出血が続いたり、大量の出血があった」「生理なのか不正出血なのかわからない」こういった時期には「子宮体がん検診」を受けることをお勧めします。
特に高血圧・肥満・糖尿病・出産経験がない・乳がんを経験したなど、子宮体がんのリスクのある方は、定期的に体がん検診を受けましょう。
若い人でも「放っておいたら何ヶ月も生理が来ない」という生理不順のひどい人は、若年性体がんの危険もありますので注意が必要といわれています。


子宮体部がん検診の内容

問 診 不正(性器)出血などの症状の有無、子宮頸がん検診受診の有無、月経不規則、閉経以後の症状、下腹部・腰痛、排尿痛・排尿困難などについてお尋ねします。
細胞診 こちらも細胞診を行います。子宮の奧にブラシ(検査器具)を挿入するため軽い痛みや少量の出血をともなうことがあります。ブラシでこすり取ったものはガラス板に塗って顕微鏡で調べます。
当院は、検査時の痛みを軽減するため、エンドサーチというプラスチック製の軟らかい検査器具を使用しております。子宮体(部)がんは、子宮の内側より発生するので、子宮頸部がんの細胞診検査とは異なる検査を行います。
検査結果
について
約1週間後に検査結果をお伝えしますので、当院までお越しください。受診当日の内診結果と併せて、検査結果をお伝えいたします。
検診の費用
について
検診は自費です。但し内容によっては、保険扱いとなることもございます。
料金については、内容によって異なりますので、会計の際にご説明いたします。

乳がん検診について

乳がんってどんな病気?

乳がんは、乳房にある乳腺(母乳を作るところ)に発生する悪性腫瘍です。症状としては、しこり、乳頭から血やうみが出る、乳首の陥没、皮膚のくぼみや痛み、脇の下のしこりなど実に様々です。 現在、日本人女性の1/12人が生涯の間に乳がんにかかると言われています。
残念ながら乳がんの予防法はありません。早期発見、早期治療が最善の対策法と言われています。ごく早期なら95%、しこりが小さいうちに見つけ治療すれば90%近くが治ります。早期発見のためにもマンモグラフィー(乳房X線撮影装置)による定期検診をお勧めいたします。

南草津野村病院で検診が受けられます

当院の関連施設である南草津野村病院(草津市野路)にて、乳がん検診が受けられます。また、乳がん検診と子宮がん検診、2つの検診を同じ日に受けることも可能です。
検診は予約制です。ご希望の方は、南草津野村病院までお電話にてお問い合わせください。

TEL: 077-561-3788
〔予約受付時間:月~金 14:00~15:00〕

南草津野村病院

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乳がん検診の内容

問 診 最近の身体の調子や病気に関する質問があります。
年齢、生理周期などの月経の状況、妊娠や分娩、授乳の経歴、家族にがんになった人がいるかどうか、これまで検診を受けたことがあるかどうか、受けていた場合にはどんな判定や診断であったかなどをお尋ねします。
視 診 医師が目で乳房を観察してくぼみがないか、手で触れてしこりがないか、リンパ節が腫れていないか、乳頭から分泌物がないかなどを観察します。視診で発見できるものは、ある程度の大きさになったしこりです。しこりがすべて乳がんというわけではありませんが、視触診だけに頼っていると、しこりが乳がんであった場合、ある程度の大きさにならないと発見できない可能性があります。
触 診 座った状態と仰向けになった姿勢の両方で行います。指で乳房全体を軽くタッチしながら「しこり」や異常がないかを確かめます。わきの下のリンパ節も触診します。
マンモグラフィ
検査
乳房をプラスチックの板で挟んで平たくし、乳房専用のX線装置で乳房全体を撮影します。基本的に1方向か2方向から撮影します。
医師の触診や自己チェックでは発見できないしこりや、石灰化のある小さな乳がんの発見に適しています。

[ 特徴 ]
・マンモグラフィ単独、もしくは視触診との組み合わせで、死亡率減少効果を示すことが証明されています。
・検査の感度(がんだと判断できる精度)は80%前後といわれています。
・視触診だけでは発見できないしこりや、石灰化のある小さな乳がんを発見できます。
・乳がん以外に、乳房の良性疾患なども発見できます。
検診の費用
について
検診は自費です。但し内容によっては、保険扱いとなることもございます。
料金については、内容によって異なりますので、会計の際にご説明いたします。
よくあるご質問