私たちは、患者さんを病院のシステムに合わせるのではなく、患者さんに合った医療や看護を作り出していくことと、多様化する患者さんのニーズに応える「真心のこもった医療」をひとりひとりが考え、実践してゆくことが大切であると考えています。
産婦人科としての機能を十分に果たすため、2名以上の産婦人科医師と麻酔科・小児科医師が勤務しています。低リスクの分娩や安全に帝王切開術が行える医療体制を整えています。また、妊婦検診では最新の超音波診断装置(4Dエコー)を用いた信頼度の高い診察や、経験豊富な助産師による分娩、さらに無痛分娩といった多様な分娩法にも対応するなど、一人ひとりの患者さんにとって心から満足のいく安心・安全なお産を迎えていただける環境を整えています。
野村産婦人科は、湖南市の9割以上、年間500件ほどのお産を取り扱っています。
当院では、リスクの低い分娩を自然な形で安全に取扱うことを基本に考え、最新の4D超音波機器を駆使し、信頼度の高い妊婦検診を行っています。
そして、本来の女性の産む力が引き出され、達成感と今後の子育てに繋がるような自然分娩が安全に取扱われることを目指しています。
また、安心・安全な医療の提供を第一に考え、複数の産婦人科医師による診察、助産師による専門外来、超音波検査士による超音波外来、安全な手術が行える環境、看護スタッフの育成など、当院を選んでいただいた患者さんに満足いただける医療を提供し、地域の皆さんに愛される病院を目指しています。
歴史
1991年 | 野村産婦人科 開院(旧館) |
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1993年 | 医療法人真心会 発足 |
1994年 | 体外受精 滋賀県内出産第一号 |
1997年 | 顕微授精 滋賀県内出産第一号 |
1997年 | 不妊治療 開始 |
2003年 | 野村産婦人科 新築移転 |
2011年 | 野村産婦人科 開院20周年 |
2016年 | 野村産婦人科 開院25周年 |
2021年 | 野村産婦人科 開院30周年 |
当院では複数の産婦人科専門医が皆さんの健康維持をサポートいたします。特に婦人科がん、超音波検査、漢方などを専門とする医師により信頼される「かかりつけ医」となれる体制をとっております。
午前の診察では、曜日ごとに、婦人科がん治療の専門医、臨床遺伝の専門医、漢方の専門医、周産期・新生児の専門医といった専門性を有した医師が担当しています。
このように、複数の専門医が患者さんの健康をさまざまな角度から診られるのも当院の大きな特徴です。
ひとりの女性がお産という経験を自分らしく満足のいくお産にすることは大変重要です。
その選択肢として、赤ちゃんとお母さんに悪影響を及ぼすことなくお産の痛みを適切な方法で和らげる『無痛分娩』は、安全で快適なお産のひとつの方法です。麻酔科専門医が硬膜外麻酔にて、安全管理の下行っております。
現在の野村産婦人科は、2003年に新築した建物となります。広く開放的な待合室とキッズルーム、プライバシーに配慮した問診室、快適な入院生活を送って頂けるよう配慮した温かみのある病室、お母さん同士のコミュニティの場としてご利用頂いている食堂など、患者さん目線の充実したアメニティも当院の特徴です。
また、野村産婦人科の敷地内には、当院建物の他に2つの建物があります。
1つは、近傍助産所として提供している「まごころ助産院」です。ここでは、近隣の助産師さん達が、お産を迎えるお母さんが望まれることに耳を傾け、身体の持つ力を引き出し、励まし、 苦痛を和らげることを基本と考え、マンツーマンでお産に携わっています。
そして、ログハウス調の建物「ディアハウス」では、母親教室や、育児サークルなどの講習会の会場として使用しています。木の香りが、心身共に癒されると評判の建物です。
中リスクの分娩や婦人科手術については、南草津野村病院と連携し対応しています。
また、高リスクの出産や緊急の治療を必要とされる場合は、安全を優先して地域の総合周産期母子医療センター(滋賀医科大学医学部附属病院、大津赤十字病院、近江八幡市立総合医療センター、済生会滋賀県病院、公立甲賀病院)とスムーズな連携を図れる協力体制を整えています。
イタリアン、フレンチの専門シェフが、お祝いディナーを担当しています。 「病院食でありながら、スペシャリティーなお料理を召し上がっていただきたい」シェフたちの熱い想いのこもった料理を是非お召し上がりください。
さらに、当院には定番メニューが数十種類ございます。これは、開院以来三十余年の歴史の中で患者さんから好評のメニューで、四季折々の献立に盛り込まれています。
他にも母親の作ってくれた手料理のような温かい気持ちにさせてくれるお料理や、どこか懐かしさを感じさせるお料理など、安らぎを感じる味わいも是非ご堪能ください。