クアトロテストとは
妊娠15週0日以降に行う採血での検査です。
AFP、uE3、hCG、InhibinA 値より胎児の21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、神経管閉鎖障害(二分脊椎や無脳症など)の確率を算出します。
年齢や家族歴などがこの確率に影響を与える因子となります。
カットオフ値を基準とし、高い場合はスクリーニング陽性、低い場合はスクリーニング陰性と報告されますが、非確定的検査ですので、この結果が確定診断ではありません。
確定診断ではないため、診断の確定には確定的検査が必要です。 また、検査結果は確率で表されるため、結果の解釈が難しいという点があります。
出生前診断は、メリット・デメリットを十分に理解し 納得したうえで、 受けるか受けないかを決断することが大切です。